2025年2月10日月曜日

がん患者さんの体験談から学ぶいのちの大切さ ~6年生「いのちの授業」~

  先週5日(水)に予定していた「命の授業」ですが,積雪の影響で,本日4校時に実施しました。講師はNPO法人 がんサポートかごしまより理事長の三好綾さんです。

 昨年度は学校保健委員会で保護者の方へご講話いただきました。「ぜひ子どもたちに,このお話を聴かせてあげて欲しい!」という感想も多くいただき,今年度より6年生にがん教育を教育課程に位置づけることができました。

 授業の冒頭で,「今までに死んでしまいたいな,消えてしまいたいなと思ったことがありますか?」みんな目を閉じ,三好さんのことばと自分の気持ちに耳を傾けます。

 そして,三好さん自身のがんが分かった時の気持ちや闘病生活,支えとなったことなど,子どもたちひとりひとりの質問へていねいに答えていただきました。






三好さんのことばを一生懸命聴く子どもたちの真剣な眼差し…すてきです!




 授業の後半では,三好さんが一緒に「いのちの授業」に取り組んでいた仲間「かみづるさん」の生き方の紹介がありました。

 がんが分かってからも,自分らしく人生にチャレンジし続けて,生き抜いていったかみづるさん。「いのちを無駄にして欲しくない,人を傷つけることばを使ってほしくない。」「あなたはあなたのままでいいんだよ。そのまんまで金メダルです。」子どもたちはかみづるさんのバトン(気持ち)を受け取った様子でした。

 
三好さんと最後に交わした3つの約束。目を閉じてしっかりと考えました。

1.今日聞いた話を誰かに伝えましょう。家族にもできたらお話しましょう。
2.「死ね。消えろ!うざい!」など,人を傷つけることばをもしも何となく今まで口にしていたら,これから使わないようにしましょう。そんなことばを耳にすると苦しくなります。
3.「消えたいな。」と思った時、「だれかに話を聴いて!」と伝えること。「助けて!」と伝えることは,とっても大切です。

 三好さん,温かく,時にはユーモアも交えながら…。
すてきなことばのシャワーと考える時間をありがとうございました(*^▽^*)

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