12月6日、学級PTA前に「家庭教育学級」を実施しました。
スクールカウンセラー・公認心理士の椛山加織先生を講師としてお招きし「SOSの出し方教育~ゲートキーパーとしての大人の関わり~」というテーマで講話をしていただきました。
講 話 よ り
★子どもがストレスを感じるとき
学校・・・勉強・友達や先生との関係・学校での規則
家庭・・・宿題・親やきょうだいとの関係・家庭内でのルール・家族の病気や怪我・両親のケンカや離婚や再婚
★ストレスによって表れるSOSのサイン
子どもは、言語化する能力が未熟なため、身体的な不調として表に出やすくなる(心の変化・身体の変化)、 精神的にも未熟なため、自分よりも弱いものにいらだちをぶつける行動がある(行動の変化)
★一人一人考え方が違うようにストレスの感じ方も違うこと、ストレスが自分を強くしてくれること、上手くつきあったり解消したりして自分を回復させること、そんなことを、身近な大人として伝えていくことが大事である。
保護者の感想より
★自分が子どもにストレスを与えていないかとドキッとしました。しっかり対話し、詰め込みすぎず成長を促していきたいです。
★普段、何気なく言ってしまっている言葉なども、子どもからしたらストレスに感じていたのかなと考えさせられました。あまり色々なことを話す息子ではないのですが、軽い感じで話しかけながら深くコミュニケーションを取っていきたいです。
★子どもの心の発達について振り返り、それぞれの時期に応じた対応について考えることができました。子どもがストレスを感じるときは「家族の病気や怪我」「両親のケンカや離婚や再婚」など、仕方のないこと、子どもではなかなか変えられないことが多く、それらを子どもがなかなか受け入れられないということが、SOSのサインとなって表れることが分かりました。心には「回復力」があり、レジリエンスを高められるようサポートしたり、ストレス解消法について一緒に考えたり、話をしてくれたときにしっかり聴くように心がけたり、自分にできることをしっかりしていきたいです。
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