宮之城中学校の松本徹先生をお招きして、人権・同和教育の職員研修を実施しました。中学校における人権・同和教育の実践、小学校段階で行うべき実践の在り方について講話をしていただきました。
「変異する差別への向き合い方、古典的な差別、現代的な差別、差別のない社会を築くためのアクションとは」等、分かりやすく考えさせられる内容で、あっという間の1時間でした。
私が心に残ったのは「たいていの差別は悪意のない人がする。」という言葉です。無知・無理解・無関心・無自覚で人を傷つけてしまったり、善意のつもりで第三者が差別を拡散してしまったりする身近な例に、改めて気付かされましたし考えさせられました。
児童生徒が身近に接する大人は、大半が家族か教師です。小中学生は素直で純粋です。だからこそ、身近な私たち大人は「寝た子が誤った起こされ方をする前に、正しく起こす」ことの大切さを心にとめながら、日々の教育活動に努めていきたいと強く感じました。
自分たちが正しく理解し関心を持ち続けながら、子供たちと向き合い、差別の解消や人権意識の啓発を心がけていきたいものです。
とても充実した研修になりました。松本先生。ありがとうございました。
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