2025年6月25日水曜日

メディアコントロール力を身につけよう! ~5・6年授業参観&第1回学校保健委員会~

  湧水町より植林 伸洋さんに講師としてお越し頂き,5・6年生への授業と保護者への講話をしていただきました。

 植林さんは,鹿児島県安心ネットサポーターや安全啓発(KYT)上級ファシリテーター,家庭教育支援員など,子どもたちや家庭教育のサポートのためにご活躍されていらっしゃる方です。

 


   

 「スマートフォン 大事なのは使い方より 使いみち」をテーマにネット依存やゲームコミュニティサイトでどんなトラブルに巻き込まれているか,子どもたちのSNS被害の事例など,くわしく教えていただきました。




 お礼のことばも自分のことばでしっかりと伝えられました。家でぜひ学んだことをもとにおうちの方と話し合ってみてください。自分で守れるルールづくりを一緒に考えることが大切です。

6年生の児童の感想文です。

「ぼくたちがいつも使っているスマホで大きな犯罪などにつながる可能性があると知りました。スマホのボイスチャット機能を使って犯罪が起こる可能性もあります。ですが、フィルタリングなどの便利な機能もあります。フィルタリングは危ないサイトはブロックするという機能です。他にもスマホを使いすぎるとスマホ依存症になり,スマホが手放せなくなります。そうならないように僕はルールを決めて,父や母に「やめなさい。」と言われたらすぐに止めてスマホを楽しみたいです。今日学習したことをもとに,今後の生活でスマホについての問題をなくせるようにしたいです。」

 


授業参観の後は,保護者向けにさらに詳しくゲーム障害やネット依存,「デジタル・でメンチア(ネット認知症)」について教えていただきました。

保護者の方の感想です。

「友達が何人か自分のスマホを持っているので,子どもがほしがります。しかしまだ小学生のうちは早いかなと思い、親のスマホで我慢させていますが,オンラインでのゲームなどをしていて,東京の人だったと言ったりするので心配です。子どもとスマホの使い方ルールを再確認し,ネット依存にならないようにしていきたいです。」

「使い方より使いみち」講話のタイトルを読んだだけで深いな!と感じました。子どもに与えたら,しっかり使い方のチェックまで行うことが子どもを守ることになると改めて考えさせられました。」

 夏休みを前に子どもたちも保護者の方も一緒に学習でき,夏休みの生活に活かせそうです。学級PTA資料にも今日の講話と子どもたち,保護者の感想をまとめたものを紹介します。残念ながら参加出来なかった方もぜひ,ご家庭でのルールづくりを考えるきっかけにしていただければ嬉しいです。







 


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