佐志小学校では,発達の段階に応じて性に関する指導を行っています。
6年生は卒業を前に,『「多様な性」について理解を深めるためには,どんな気持ちや行動が大切だろうか』をめあてに学習を深めました。
まずは,利き手ではない手で自分の名前を書きます。子どもたちの感想は,「難しい」「手が震える」「書きにくい」など…。慣れていないことに挑戦することは,違和感があるし,心もとないものです。
性の在り方はグラデーションとはどういうこと?4つの性って何?
「多様性」ということばの意味も少し難しかったようですが一生懸命考えました。
でも,少し難しかったですね!!これからも,学ぶ機会はたくさんあると思います。
そのきっかけとなると嬉しいです(*^▽^*)
「いろいろな人の気持ちを考えていくには,人の気持ちを考えてから行動し,今日みたいな勉強をたくさんしていくことが必要だと思う。」
「トランスジェンダーの方もいるということを理解しながら考えて発言しようと思う。」
「自分と違う考えでも,その人の考えを受け入れたり,共感したりしてあげることが大切だと思った。」
「LGBTQの方々について少しでも理解して、自分の気持ちだけで何かを言ったりしないことが大切だと思いました。この学習で,LGBTQの方々について少しでも考えられて良かったです。」
「身体の性、好きになる性、心の性、表現する性の4つの要素を大切にしていきたいと思いました。」
子どもたちの柔軟な心にふれ,わたしも嬉しいでした。
どうしても,多数派の意見や固定観念,先入観で人は考えたり,選択したりすることがあります。私自身も,日々勉強して,柔軟に生きていきたい,生きづらさを感じている子どもに寄り添える人間になりたいと感じました!
おそらく保護者の方の世代の方もこのような学習は受けてないのではないでよしょうか。
ぜひ,子どもたちと話をしてみてください(*^▽^*)
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